【観光スポット】南伊豆の秘境・ヒリゾ浜でシュノーケリングしてみたら想像以上に最高だった…!【静岡・南伊豆】

南伊豆の秘境・ヒリゾ浜でシュノーケリング 観光スポット

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こんにちは!はぴはぴ夫婦の妻です。

8月末に行った伊豆旅行で、南伊豆にある「ヒリゾ浜」でシュノーケリングをして来ました!伊豆旅行計画中にブログやYouTubeで調べてから行きましたが、想像をはるかに超える透明度と美しさでした。

実際に行ってみた感想と共に、南伊豆の秘境・ヒリゾ浜へのアクセス方法海開きの時期や当日の流れ持ち物リスト注意点などを詳しくまとめました。伊豆旅行へ行く際の参考にしてみてください♪

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南伊豆の秘境・ヒリゾ浜ってどんなところ?

静岡県伊豆半島の南端に位置する賀茂郡南伊豆町にある海水浴場「ヒリゾ浜」は、人気景勝地「石廊崎(いろうざき)」と中木地区の真ん中辺りに位置し、「船でしかたどり着けない秘境ビーチ」として知られる人気のシュノーケリングスポットです。

ヒリゾ浜の魅力は、抜群の透明度とブルーに輝く美しい海!インターネット上にアップされた写真が「船が浮いているように見える」とSNSを中心に話題を集め、海開きがされる夏季シーズンには毎年多くの海水浴客で賑わいます。

ヒリゾ浜近海が圧倒的な透明度とキレイな水質を保つ理由は、「周辺に川が流れていないこと」や「黒潮の通り道となっていること」「一帯が国立公園に指定されている地域であり開発されないこと」など様々な条件が重なったことが要因として挙げられます。

覗き込むと海底までくっきり見えるほど透明度の高いヒリゾ浜では、南伊豆近海に生息する様々な海洋生物を観察することができ、シュノーケリングやスキューバダイビングの名所としても知られるスポットです。

ヒリゾ浜の海開きの時期は?

ヒリゾ浜は普段は立入禁止のビーチで、夏季シーズンだけ船で渡れるようになります。例年は、6月下旬~9月末までの約3か月間。それ以外の期間は一般には開放されておらず、ビーチへの立ち入りは禁止されています。

ヒリゾ浜へ渡れる期間は7月第1土曜日~9月最後の日曜日までですが、その年によって変動があります。

2023年は7/1~10/1です。

※天候により船が運行できない場合もありますので、事前にホームページで確認しましょう。

ヒリゾ浜が混み合う人気の時期は?

ヒリゾ浜が海開きしている期間で最も混み合う人気の時期は、夏休み・お盆の連休を含む8月中と9月のシルバーウィーク中です。

中でも特に、期間中の土日祝日及び8月のお盆時期には混雑を緩和するために「浜止め(入場規制)」が出る場合もありますので、注意が必要です。

※混雑状況・船の運航状況は公式ホームページにて確認することができます。

ヒリゾ浜へのアクセス方法

ヒリゾ浜には渡し船でしか行くことができませんので、まず「ヒリゾ浜渡し船発着所(中木港側)」へ向かいます。

車の場合

東海岸コース(所要時間約3時間)
東京(東名高速道路)→厚木(小田原厚木道路)→小田原→熱海→下田→中木

天城越えコース(所要時間約3時間)
東京(東名高速道路)→沼津→天城峠→河津→下田→中木

ナビには「ヒリゾ浜渡し船発着所(中木港側)」と入力すればOK。上のマップをクリックするとナビに早変わりします◎

近くまで来るとヒリゾ浜用の駐車場がいくつか見えてきます♪

電車の場合

東京駅(伊豆急 特急踊り子号)→伊豆急下田駅→タクシーで中木へ(所要時間約3時間15分)

ヒリゾ浜の駐車場・渡航料金

ヒリゾ浜の駐車料金

1日1台1000円~2000円

駐車場の混雑状況に関する問い合わせ先:0558-65-0345

渡し船発着所に近い駐車場は1日2000円、少し離れた駐車場は1日1000円の料金がかかります。渡し船受付に近づいてくると「ここより先は駐車料金2000円」という看板が見えてきます。

※駐車料金を安く抑えたい場合は発着所付近にある「荷物おろし場」で、荷物を置いてから離れた駐車場へ戻ることをオススメします。

ヒリゾ浜の往復渡航料金・受付時間

【営業時間】
8:00~16:00(所要時間:約5分)

※受付開始は7:30~
※気象・海況・混雑状況などにより変更になる可能性あり

当日の運行状況はこちらから確認できます。

【乗船料金】
大人(中学生以上)2000円
小人(4才~小学生)1000円
3才以下無料

※支払いは現金のみ
※身障者・団体割引なし
※ペットの乗船不可

渡し船は5~10分間隔で運行しており、何度でも乗船可能です

ヒリゾ浜にトイレはある?

ヒリゾ浜にトイレはありません!トイレに行くときは渡し船に乗って中木(受付横のトイレ)まで戻る必要があるため、事前に済ませておきましょう。

※渡し船には何度でも乗船可能です◎

受付の横にあるトイレ

予約はできる?

予約はできません。混雑が予想される時期は早めに行くか、公式ホームページで混雑状況を確認してから向かいましょう。

※シュノーケリングやダイビングツアーを事前予約しておくことで、確実にヒリゾ浜へ渡ることができます。また、駐車場も確保されるので安心です。記事の最後にツアープランを紹介しています♪

ヒリゾ浜での当日の流れ

訪れた際の実体験を基に当日の流れをまとめてみましたので、参考にしてみてください♪私たちは、お昼過ぎくらいに駐車場に到着しました。カッコ内の時刻は私たちが訪れた際の行動時間です。

■当日の天気■
曇り時々雨
最高気温27℃ 最低気温22℃

駐車~受付(13:00~13:30)

一番近い2000円の駐車場に停めました。不正駐車防止のため、駐車料金の領収証を車内の外から見える位置に置いておく必要があります。

駐車場の道路向かいに青いテントの受付があるので、人数分の渡船料金を支払います。ここで「魚のエサ」というチート武器を200円で手に入れられます。モテモテになれますよ♪

※ヒリゾ浜にはトイレがないので、乗船前に済ませておきましょう。
※貴重品が気になる場合は、車に置いて行くか近くの施設内にコインロッカーがあるので預けると良いでしょう。

マリングッズ(水中メガネ・シュノーケル・フィンなど)は近くのお店などで購入またはレンタルをすることも可能です◎

乗船~下船(13:45~13:50)

受付の目の前の大きな駐車場内に船乗り場があります。

赤いのぼりが目印!

ここで乗船チケットを提示します。

降りる方優先なので、赤い線の内側で待ちましょう。係員さんの指示に従って乗船。乗船の際はライフジャケット(腰巻き?)を身に着けましょう。

船は結構なスピードが出るため、波しぶきがかかったり帽子などが飛んでしまう可能性があるので注意!

上陸~設営(13:50~14:00)

行きの船

船が着いたらライフジャケットを外し、上陸!木の橋がかかっているので気を付けながら進みましょう。

浜は砂ではなく砂利浜(ほぼ石)なので、できるだけ整地をしてテントを張りましょう。私たちは分厚いレジャーシートの上にテントを張りました。

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遊泳(14:00~15:30)

準備ができたら、いざシュノーケリングへ!泳ぐ前の準備運動も忘れずに!安全第一!

抜群の透明度

曇っていてもこの透明度!晴れていたらもっともっとキレイだったのかな…!

エサ効果で寄ってくる魚たち
大きめの魚も寄ってきます
岩に隠れるカニさん
集団で泳ぐアオリイカ
水深があるところもくっきり見えます

水分補給&お菓子休憩を挟みつつ時間の限り思い切り楽しみました…!

午後遅かったこともあり最終16時の船に乗らなければいけないので、余裕をみて15時半には海から上がり、帰り支度を済ませることに…。

撤収~乗船(15:30~16:00)

思い切り楽しんだあとは、身体が冷えないようにスイムタオルでしっかり拭いてお片付け!私たちが訪れたのは8月末ですが、最高気温が27℃しかなく海から上がるとかなり寒かったです。海の中の方が温かったくらい。。

普通のタオルでもいいのですが、水遊びをするときはスイムタオルがあると便利です!吸収力も抜群で、繰り返し使うことができ、洗濯の必要もありません♪

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かさばらないこちらの速乾タオルもおすすめ↓

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ゴミ一つ残らないようしっかりチェックして、船乗り場へ。行き同様、帽子などが飛ばされないように注意。

船乗り場へ繋がる板の橋
帰りの渡し船

着替え~帰宅(16:05~16:45)

足洗い場(無料)
更衣室(無料)

中木側に着いたら、受付の前にタライとひしゃくが設置してあるので、砂や海水を洗い流して更衣室へ。水シャワーと更衣室は、ありがたいことに無料です◎

※温水シャワーは、近くの施設で有料(3分300円)で利用できます。

ヒリゾ浜でシュノーケリングを楽しむ際の持ち物リスト

私たちが実際に持って行って良かった物と、あれば良かったと感じた物をまとめました

必須な物
  • 水中マスク+シュノーケル
  • マリンシューズ
  • ラッシュガード(長袖)
  • 海水パンツまたはスイムトレンカ(十分丈)
  • ウォーターベスト(ライフジャケット)
  • スイムタオル(セームタオル)
  • 日よけドームテント(ポップアップ式)
  • 飲み物・お菓子など

シュノーケリングセットは安い物~高い物まで様々ありますが、ケチってしまうとマスクが曇りやすかったり、水が入ってしまったりと、せっかくのシュノーケリングが台無しになってしまうので高級まで行かずとも少しいい物を揃えましょう。それでも1人3000円ほどで買えます♪

私が使ってるのはこちら↓
排水弁付きで逆流防止構造なので水が入ってきにくいです◎

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砂利浜&岩場なのでマリンシューズは必須!素足やサンダルだとケガしてしまう可能性大です。底がしっかりしていて滑り止め付きのシューズがオススメ!

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日焼け防止・ケガ防止のために、ラッシュガード&スイムトレンカは長袖&足首まで隠れるものがオススメ!日焼け止めクリームはサンゴ礁や海洋生物に影響がある場合もありますので、使用は控えたいところ…。海にはクラゲなどの毒を有する生物が生息しているので、なるべく地肌を出さない格好のほうが安心です。

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命を守ってくれるジャケット。シュノーケリング中の事故は、ライフジャケットを身に着けるだけで防げる可能性がぐんと高まります。お子さんは特に必須と言えます。

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普通のタオルでもいいのですが、すぐに湿って吸収力が低下してしまうので水泳選手なども使うスイムタオル(セームタオル)をオススメします!吸収力が高いこと、濡れても絞れば吸収力が復活するので繰り返し使えること、洗濯の必要がないことなどがオススメの理由♪

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ヒリゾ浜には日陰になる箇所がほぼ皆無です。持ち歩けるポップアップテントがあると便利です♪私たちが愛用しているのは「コールマンのクイックアップIGシェード+」です。内側が黒くなっているので日光を遮ってくれて、真夏でも涼しく過ごせます♪

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ヒリゾ浜には売店など一切ないので、水分補給をするための飲み物と、遊泳で疲れた時の為につまめる物があると安心です。
※くれぐれもゴミは残さないように持ち帰りましょう!

あれば便利な物
  • フィン
  • 手袋
  • 防水カメラまたは防水スマホケース
  • 小さなクーラーボックス
  • バスタオルまたは羽織る上着

私たちはマリンシューズで行きましたが、フィンがあった方が素早く移動できるのと、疲れにくくなるのでで購入しようと思っています。

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手袋は、海中で思わず岩場などを掴むことがあったのでそういった際のケガ防止のために必要だと感じました。

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ヒリゾ浜では魚などの採集は禁止されています。思い出に残すために海中でも使えるカメラ防水タイプのスマホケースがあると良いでしょう。私たちはGoPro HERO10を愛用しています♪

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高くて購入するのを躊躇するという場合は、レンタルなどもできますよ♪カメラを借りて、好きなだけ撮影して送り返すだけ!
レンタルカメラ いい旅日記

飲み物や軽食が入る小さめのクーラーボックスがあると安心です◎ただし、乗船や上陸の際に不安定な場所を歩くためあまり大きな物は避けた方が良いです。水筒をリュックに入れるだけでも十分かもしれません♪

海の中は温かいですが、風が強い日や気温が低い場合は海から上がった際に冷えてしまうので、バスタオルや上着など、体を温める羽織ものがあると良いです◎

ヒリゾ浜で観察できる海洋生物

ヒリゾ浜では、伊豆近海の魚だけでなく黒潮とともに外洋からやってくる多種多様な生物に出会えます。

レア度★☆☆

スズメダイ・ソラスズメダイ・キンギョハナダイ・ニシキベラ・メジナ・ニザダイ・ボラ・キュウセン・タカノハダイ・アオリイカ・ダツ・クロダイ・チョウチョウウオ・イシダイ・・オニカサゴ

レア度★★☆

ハコフグ・ウツボ・アイゴ・イワシ・カゴカキダイ・オハグロベラ・カエルウオ・ミナミハタギンポ・メバル・ブダイ・キタマクラ・トラウツボ・キンメモドキ・アカハタ・シマアジ・ゴンズイ・クマノミ・イシガキフグ・ヒョウモンダコ

レア度★★★

イセエビ・ヒラタエイ・カンパチ・マダコ・アオブダイ・タツノオトシゴ・ハリセンボン・トビエイ・アオウミガメ

などなど…他にも書ききれないくらい多種多様な生物を観察することができます♪

ヒリゾ浜に生息する危険な生物

毒を有する危険な生物
ヒョウモンダコ・ゴンズイ・ガンガゼ・カツオノエボシ・カサゴ

→毒をもつ生物には絶対に素手で触らないこと。
→なるべく素肌を出さない格好で泳ぐこと。

毒はないが危険な生物
ウツボ・ウニ

→刺激を与えないように近付き過ぎないようにすること。
→気付かぬうちに踏んでしまわないようにマリンシューズを履くこと。

ヒリゾ浜を利用する際の注意事項

ゴミは必ず持ち帰る!

当たり前のことですが、ゴミは必ず持ち帰りましょう。浜は風が強いので飛ばされやすいビニール袋などにはおもしを置くなどし、飛んでいかないよう注意しましょう。

監視員の指示には従いましょう!

浜や海から監視員さんが見守ってくれています。海況や風の状況などにより、遊泳が中止されることもあるので監視員さんの言葉をしっかりと聞き、速やかに避難しましょう。

一人で泳がない!

誰かと一緒に来ていても、観察に夢中になっていつの間にか一人になってしまう可能性があります。事故防止のために必ず安全確認をしながら事故防止に努めましょう。

海洋生物の採取は禁止!

磯場ではいろんな海洋生物を観察することができますが、採取・収穫は禁止されています。魚・貝類はもちろん、海藻類もダメです!採取すると、法律で罰せられることになるのでルールは守りましょう。また、怪しい行動の人を見かけた場合は、巡視中の監視員さんに知らせましょう。

毒を有する生物に要注意!

磯場には、ゴンズイ・ハオコゼ・ヒョウモンダコ・ガンガゼなど、毒を持った生物が生息しているので、絶対に素手で触ってはいけません!素人が見分けることは難しいので、マリンシューズやマリングローブなどを身に着け、生物には近付き過ぎないように気を付けましょう。

自然環境を破壊しない!

岩場に生える海藻やサンゴ礁、群がる魚、貝類などたくさんの海洋生物が生息しています。ゴミを捨てるなどの行為はもちろんですが、サンゴ礁や海藻類を傷つけたり、自然豊かな環境を破壊してはいけません。海洋生物との距離感を保ちつつ観察を楽しみましょう。

火気の使用禁止!

ヒリゾ浜での火器の使用は、燃えやすいテントなどが多くあり、風も強く危険なため禁止されています。

駐車場での車中泊・キャンプは禁止!

中木地区では一帯がキャンプ禁止になっています。夜釣りも禁止です。

ヒリゾ浜ダイビング・シュノーケリングツアー情報

前述したようにヒリゾ浜シュノーケリング・ダイビングの名所として知られる人気スポットです。ヒリゾ浜付近では、シュノーケリングやスキューバダイビングを体験できるツアーが数多くあります。その中でも初心者向けのツアーをいくつか紹介します。

中木マリンセンター

地元ダイバーと一緒にダイビング体験をすることができます。地元のインストラクターが自社ボートで案内してくれます!
【対象年齢】12~60歳(20歳未満は保護者の同意が必要)
【利用料金】13200円~
【支払方法】現金のみ(現地決済)
【体験時間】1時間30分

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ハンマーズアカデミー

【対象年齢】12~60歳(20歳未満は保護者の同意が必要)
【利用料金】13200円~
【支払方法】クレジットカード・PayPay・ペイディ(オンライン決済)
【体験時間】30分

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シュノーケリングは誰でも手軽に始めることができますが、知識不足や準備不足により事故に繋がることも少なくありません。ツアーでプロに教わることでそういった事故を防ぐこともできますし、シュノーケリングをより楽しむコツなどを教わることもできます。安全に楽しむためにツアーを申し込んでみるのもいいかもしれません♪

また、ツアーに事前予約することにより混雑時期であっても確実にヒリゾ浜へ渡ることができ、駐車場も確保されるので安心して旅行の予定を組むことができます◎

南伊豆の秘境・ヒリゾ浜まとめ

シュノーケリングするだけだから2時間あれば十分だろうと、他の観光地を巡ってからヒリゾ浜へ向かいましたが、いざ行ってみるとあっという間に時間が過ぎてしまい後ろ髪を引かれる思いで帰路に着きました。。

今年のシーズンは残り1ヵ月を切っていますが、どうにか9月中にもう一度行けないものかと悶々としております…(笑)

本州ナンバーワンとの呼び声高い南伊豆の秘境・ヒリゾ浜。抜群の透明度と多種多様な生物と出会える美しい海で夏季シーズン限定の思い出作りをしてみてはいかがでしょうか♪

全力でオススメします!!どれだけハードルを上げても優に超えてくれますよ♪

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