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こんにちは!はぴはぴ夫婦の妻です。
今回は、私たちの愛車「初代(旧型)シエンタ」で車中泊するために、自作でフルフラットDIYした様子を詳細に紹介したいと思います。
初代(旧型)シエンタと2代目(現行型)シエンタの違い、DIYなしでフルフラットにできるか、自作でフルフラット化した様子、フルフラット化にかかった費用など詳しくまとめましたので、シエンタで車中泊をしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
初代(旧型)シエンタとは?
シエンタは、トヨタ自動車が生産・販売しているミニバン型乗用車のこと。
いわゆるコンパクトカーと言われる「5ナンバーサイズ」で、1.5ℓエンジンを搭載した、7人乗り車です。
シエンタは、初代の旧型・2代目の現行型と二つの型がありますが、私たちの愛車は初代(旧型)です。2022年の夏には、フルモデルチェンジをした3代目シエンタが発表されるという噂です。
初代(旧型)シエンタと2代目(現行型)シエンタの違いは?
2003年に初代(旧型)シエンタが販売され、2015年にモデルチェンジされた2代目(現行型)シエンタが販売開始されました。
モデルによっても様々ありますが…まずは、見た目。
車の顔部分が、初代(旧型)シエンタが丸々した可愛らしい表情なのに対して、2代目(現行型)シエンタはキリっとした表情をしています。
初代(旧型)シエンタは、3列目シートを2列目シートの下に格納できますが、2代目(現行型)シエンタは、3列目シートは跳ね上げ式になっています。
3列目をほぼ使わない方からしたら、少し邪魔になってしまいますね。2代目(現行型)シエンタには、5人乗りモデルもあるので、そちらを選ぶと良いでしょう。
初代(旧型)シエンタはフルフラット化できる?
結論としては、できません。
様々なシートアレンジはできますが、完全フルフラットにはなりません。
シートアレンジを駆使すれば、半フラット状態にはすることができます。
写真がないのが申し訳ないですが…、2パターン紹介します。
3列目シートを活用するパターン
- 運転席・助手席を一番前までずらして、リクライニングを立てる。(直角にする)
- 3列目シートを設置する
- 2列目シートを一番前にずらして、リクライニングを倒す
長さが足りず、やや窮屈にはなりますが休憩程度なら快適に寝られます。
運転席・助手席を活用するパターン
- 3列目シートを2列目シート下に格納する
- 2列目シートを一番後ろまでずらす
- 運転席・助手席を一番前までずらし、リクライニングを全て倒す(これで2列目シートとぴったりハマるはず)
- 2列目シートのリクライニングを限界まで倒す
2列目シートのリクライニングは、タイヤ部分の凹凸があるためフルフラットにはならず、傾斜する形になりますが、休憩程度であれば伸び伸び過ごせるかと…。
初代(旧型)シエンタを自作でフルフラット化してみた!
まず始めに、私たち夫婦は二人とも身長が高くありません。
高身長の方が快適に車中泊するためには、もう少し工夫が必要になりますが、同じやり方でもフルフラットにはできると思います◎
完成形はこちら!
こんな感じの仕上がりにしていきます。
手前側(リア部分)が頭、奥側(運転席側)に足を伸ばす形です。
初代(旧型)シエンタの2列目シートをフルフラットにする
3列目シートは、2列目シートの下に格納した状態で、2列目シートのヘッドレストは外しています。
一緒に暮らし始めて2年ほど経ちますが、後部座席に人を乗せる機会はほぼゼロだったため、ヘッドレストは常に外しっぱなしです。
中古で購入後、夫の野球道具やら自転車やらを置いていたので汚れていますが、お気になさらず。。
運転席と助手席は一番前までずらしています。
2列目シートを水平になるように倒します。
マックスまで倒すと、エビ反りのようになってしまうので、マックス少し手前で止めます。
イレクターパイプで自作した枠です。
本来は、座席の足元とシート部分に脚を付ける予定でしたが、このままで使えそうだったため急遽このまま使うことにしました。
高身長の方は、脚を付けて長さを確保すれば伸び伸び寝れると思います!
板にクッションフロアをタッカーで打ち付けた天板です。
私たちは必要最低限にしましたが、さらに快適さを求める方は、板とクッションフロアの間に「低反発ウレタン」などを挟むと良いです◎
イレクターパイプ枠を2列目シートに設置し、運転席のシートを少し後ろにずらし、イレクターパイプ枠がずれないようにします。
イレクターパイプ枠が設置できたら、上に天板を置きます。
足を乗せるだけなので、特に固定はしなくても大丈夫です。反対側も同じようにします。
初代(旧型)シエンタのリア部分をフルフラットにする
リア部分もイレクターパイプで枠組みしています。
脚が6本、強度をあげるために真ん中にもパイプを渡しています。
イレクターパイプがずれないように結束バンドで固定。
高さ調整可能なアジャスターを使っていますが、高さを動かすことはあまりなかったため、脚部分はノーマル部品でも大丈夫だと思います◎
2列目シート同様、板にクッションフロアを打ち付けています。
手前になる部分は設置するときに引っかかったため、少し斜めにカットしています。
イレクターパイプ枠の上に天板を設置したら完成です。
ここも載せるだけで、特に固定はしていません。
イレクターパイプ枠は奥側と脚部分のみ接着材で固定していて、手前は固定せずに外せるようにしています。
理由は、3列目シートに人を乗せる機会があった時にスムーズに取り外せるように、です。まぁほぼほぼないでしょうが…。
あとは、車検などで邪魔になってしまうといけないので、一応簡単に取り外せるようにしています。
普段の使い方
これはキャンプに行った時の様子ですが、普段はこのように荷物を積んでいます。
車中泊以外でも、荷物を上下に分けられるので整理がしやすいです♪
2列目シートのイレクターパイプと天板は普段は取り外してます。
(運転席と助手席をマックスまで前にずらさないと、設置ができないため)
リア部分に重ねて積んでいますが、そこまで場所は取らないので邪魔にはなりません♪
初代(旧型)シエンタをフルフラットするためにかかった費用
すべてホームセンターで購入しましたが、リア部分だけを先に自作して、2列目シート部分は、後から追加で自作したため、余計にお金がかかってます。
使わなかった板を処分してしまったり、計算していたよりもジョイントやパイプが余ってしまったためです。
きちんと計算して一気に取り掛かれば、もっと費用は抑えられると思います!
リア部分を自作したのが2021年10月で、レシートや設計図がなく、家計簿の記録しか残っていないため、概算になります。。
【リア部分】
天板用板:約1700円
天板板カット代:約100円
イレクターパイプ:約1700円
イレクターパイプ用ジョイント:約1600円
イレクターパイプ用アジャスター:約1200円
イレクターパイプ用接着剤:約300円
合計:約6600円
【2列目シート部分】
天板用板:1848円
天板用板カット代:147円
イレクターパイプ:2075円
イレクターパイプ用ジョイント:1344円
イレクターパイプ用アジャスター:1408円
合計6822円
この内、アジャスターは使わず、パイプはかなり余ったので、1800円くらい安く済むと思います。
高身長の方は、脚を付けた方がいいと思うので、上記の金額くらいですかね…。
【その他】
天板用クッションフロア:2144円
【持っていた物】
パイプカッター:1200円~
タッカー:1000円~
結束バンド:100円
最終的にかかった費用は…
約16000円。
きちんと計算して、部品が余らないようにしていれば、あと3000円くらいは安く済んでいたと思います。
さらに快適にするために、低反発ウレタンを挟むとしたら上記+3~5000円程度といったところでしょうか。
20000円もあれば、充分に快適な車中泊ライフを送れるようなDIYが出来ると思います♪
初代(旧型)シエンタで車中泊!
寝具は、下から…
- アルミマット
- エアマット
- コールマンシュラフ(敷き布団代わり)
- スナグパックシュラフ
と言った感じです。
夫のシュラフを片付けたあとの状態ですが…、こんな感じで並んで寝ています。
初代(旧型)シエンタをフルフラット化!まとめ
2020年の年末に仮眠という形で車中泊に目覚めた私たちですが、ここまで様々な試行錯誤を繰り返した結果、今の形にたどり着きました。
欲を言えば、天板とクッションフロアの間にウレタンを仕込みたいところですが、今からやるとなるとイレクターパイプの高さ調整をしなければならないので、いずれは…という感じです。
夫がイレクターパイプをカットしてくれるのですが、これがなかなかしんどい作業なんですよね…。
さらに快適化した時には、またシェアします!
最後までご覧いただきありがとうございました(^^)/
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