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こんにちは。
はぴはぴ夫婦の妻です。
毎日、寒い日が続いてますね。
今週末にキャンプに行こうと夫に言われていますが、今週末はまた大寒波が来るらしく、尻込みしています。
冬キャンプに欠かせないのが焚き火ですよね。
暖を取るにも、調理をするにも必要不可欠!
その焚き火をするために必要なのが薪。
ただ、薪代もそこそこかかる。。
調べてみたところ、よく売っている薪一束で焚き火が出来る燃焼時間は2~4時間だそうです。
行く人数や木の種類によっても違いますが、1人か2人で囲む大きさの焚き火で針葉樹の薪だと約2時間、広葉樹の薪なら約4時間もつんだとか。
ただ、一束の平均価格は針葉樹で400~600円ほど、広葉樹で700~900円ほど。
仮に一束500円の針葉樹で一泊二日のキャンプで昼~夜、翌朝~昼まで焚き火をするとなれば1500円~2000円ほどかかることになります。
たまにしかキャンプをしない方なら問題ないかもしれませんが、頻繁にキャンプをするとなると出来るだけ安く抑えたいところですよね。
ということで、今回は薪を無料(タダ)で手に入れる方法を調べてみました。
私たちが実際に行った時の体験談もお伝えしますので、最後まで読んでいただければ嬉しいです♪
薪拾いに行く
誰にでも思いつく方法だと思いますが、一番大変です。
時間と労力、さらに木の種類(燃やしても問題がないかどうか)などの知識も必要です。
さらに土地には必ず所有者がいます。
無断で持ち帰ることは絶対にNG!
必ず所有者または管理者に許可を得てから行いましょう。
山で薪拾い
薪と言えば木、木と言えば山!ということで、一番最初に思いつくと思いますが、あまりオススメ出来ません。
オススメできない理由
1.山の所有者問題
登山などで誰でも入っていい山もありますが、資源などの持ち帰りに関しては許可が必要な場合もあります。
許可を取るにも、その山の所有者を調べて、連絡先を調べて、許可を取るというのは大変です。
管理事務所があるような山なら、そこまで苦労はしないかもしれませんが、許可が貰えるとは限りません。
2.木の種類問題
山には様々な種類の木が生えてますが、中には毒性を持っている木や、毒はないが燃やすと強烈な臭いがするもの、また燃やすことで有害な物質を放つものもあります。
燃やしても問題ないか?触っても問題ないか?
これらの判断は、素人には難しいでしょう。
3.近くにない場合がある
山と言っても大小あると思いますが、ほとんどの場合は気軽に行けるような距離にない方が多いのではないでしょうか。
楽しいキャンプに出かけるために1~2時間移動することには抵抗がないと思いますが、薪のためだけに半日~1日を潰すということはしたくないという方も多いと思います。
薪代節約のためなら、山の所有者を調べて許可を取り、木の種類の勉強をして、山まで車を走らせるという努力を惜しまない!という方がいたら挑戦してみてもいいかもしれません。
公園で薪拾い
時間や労力が必要なのは山と似ていますが、手軽に薪拾いをしてみるにはまず公園に行くことをオススメします。
実際に私たちも拾いに行ったことがあります。
メリット
1.人工的に植えられている木が多い
山に生えている木は、自然的に自生しているものがほとんどなので木の種類も数多く、把握することが難しいです。
それに比べて公園は、人工的に管理されており、イチョウや桜、松など誰にでも聞き馴染みのある木が多いです。
そのため、燃やしても問題がないかどうか、比較的簡単に判断出来るでしょう。
2.行きやすい
公園は大きなものからこじんまりとしたものまで、割とどこにでもあるので気軽に行きやすいということ。
山に行くだけで片道30分~1時間、もっとかかる方も多いと思いますが、公園は都会にもあるので歩いて行ける距離に2~3個はあるのではないでしょうか。
私たちの住んでいるところでも、パッと思いつくだけで3箇所ほど公園があります。
休みの日やキャンプに行く前にお散歩がてら行ってみてもいいと思います。
デメリット
1.量が必要
小枝しか落ちていないことがほとんどなので、焚き火用の薪として使うにはかなりの量が必要となってしまいます。
2.落ちていない場合がある
人工的に管理されていることをメリットとして挙げましたが、逆に言うと人工的に管理されているため、頻繁に清掃もされています。
そのためタイミングが悪いと、小枝すら落ちていない場合も。。
ただ、先述した通り、公園は近場にある方が多いと思いますのでお散歩ついでに頻繁に行ってみてもいいかも♪
海岸で薪拾い
これは夫がYoutubeで見つけてきてくれた情報です。
海と聞くと、木とは縁がなさそうに思いますが、生えている木ではなくて流れ着いてきた木「流木」です。
メリット
1.綺麗
流れ着いてくるまでに波にもまれているため、木の皮も剥がれ落ち、綺麗な状態で落ちていることがほとんどです。
シーグラスもそうですよね。
角が取れて丸く綺麗になって落ちているという。それと同じです。
2.乾燥している
焚き火をするために乾燥させることは必要不可欠!
乾燥が不完全なまま焚き火をしてしまうと、火付きが悪く、大量の煙が出てしまいます。
薪の販売をしているプロによると、薪をカラッカラに乾燥させるためには、木の中にある不純物(樹液など)を取り除くことが重要なんだそうです。
その不純物をどうやって取り除くかというと、水に浸ける!
え、水?と思いますが、水に浸けることによって浸透圧で不純物が木の中から出ていくそうです。
ただ、その水に浸ける作業が大変。
3日間浸けておく必要があり、毎日水替えをしないといけないらしく、薪一束くらいなら問題なく出来そうですが、一泊二日で必要な三~四束となってくると重さもありますし、水替えもかなり大変ですよね。。
海で拾った流木なら、川や海から流れ着いているためずっと水に浸かっていたということ。
そのためすでに不純物が取り除かれており、流れ着いて日数が経っていればすでにカラッカラに乾燥しているということなんです。
なので、拾って来て使いやすい大きさに切るだけですぐに使えます♪
デメリット
1.落ちていない場合がある
公園の時もそうですが、海も人工的に管理されている場合が多く、タイミングによっては清掃されていて、全く落ちていない場合があります。
特に砂浜などの利用客が多いビーチでは、このパターンが多いかもしれません。
私たちも同じことがありました。。
ただ、場所によっては、流木などを集めて置いてあり、貰える場合も♪
近くに管理事務所があるか探してみて聞いてみるといいかもしれません。
ただし、無断で持ち帰るのはNG!
「ご自由にお持ち帰りください」などの張り紙がない限り、必ず管理事務所に問い合わせてみましょう。
2.近くにない場合がある
山と同じで、住んでいる地域によっては近くに海がない!という方も多いと思います。
ただ、「薪代節約の為だけに」と考えると億劫になってしまいますが、「海までお出かけするついでに流木探し」と考えると有意義になるかもしれません♪
私たちも、「デートついでに」という感覚で薪拾いを楽しんでいます♪
ここに紹介した方法は、あくまでも落ちている木や枝を拾うということ。
当たり前ですが、生えている木を伐採することは絶対にNGです。
キャンプ愛好家は、自然を大事にしてこそ!だと思います。
実際に海岸で薪拾いをした様子はこちら。
余っている木材を貰う
薪なんか貰えるの?と思うかもしれませんが、木材という言い方だと意外と無料で貰える場合があります。
建築現場で廃材を貰う
家などの建築現場を覗いてみると、建てる際に出る廃材がたくさんあります。
その廃材を貰えることもあります。
ただし、いきなり現場に押しかけて「廃材ください」などというのは、もちろんNG!
予め、建築会社さんのホームページで調べたり、問い合わせてみましょう。
その際に「焚火に使いたい」と伝えて、コンパネなど外装のみにしか使ってはいけない有害成分が入った木材は分けておいてもらうようお願いしましょう。
当然ですが、貰いに行く際は作業の邪魔にならないよう注意しましょう。
メリット
1.綺麗
建築の為の資材なので綺麗に加工されています。
薪として使うには、割りやすく扱いやすいです。
2.大量に貰えることも
建築現場で出る廃材は大量です。
そのためちまちま集めなくても一度でたくさん手に入れることが出来るのです。
軽トラなどで木の種類関係なく大量に引き取れる方は、建築会社さんも処分費用が浮いて喜んでもらえる場合もあります♪
デメリット
1.少量だと貰えないことも
先述した通り、建築現場では大量の廃材が出るため、一気に片づけてしまいたいもの。
そのため、一個人が小さな車で少量だけ引き取るためだけに、時間を割いてもらうことは難しいため、断られてしまうこともあるでしょう。
2.近くにない場合も
建築現場が常に近場にあるとは限りません。
遠くまで行かないと貰えない、また建築現場そのものを探さないといけません。
3.嫌がられることも
当たり前ですが、建築現場の方たちは仕事をしています。
そんな時に廃材を貰いに行くと邪魔になってしまうこともあり、声をかけづらい雰囲気になる場合もあります。
くれぐれも作業の邪魔にならないように気を使わなければなりません。
ジモティーで廃材を貰う
ご存じの方も多いと思いますが、ジモティーとは地域密着型のクラシファイドサービスというジャンルに分類された、利用者がお金を使わずに不用品を譲ったり譲ってもらったりするサービスです。
私たちも何度か利用していますが、メルカリなどでは売れないような値段のつかないものや、配送や処分費が高くつく大型家具・家電などを、必要としている近くに住む方に無料または安値で、直接受け渡すというWINWINなサービス。
このジモティーにも先述した建築関係の方が廃材などの引き取り手を探している場合があります。
メリット
1.綺麗
こちらは先述した通り、建築資材の廃材なので綺麗な木材が多いです。
2.大量に手に入れることが可能
こちらも先述した通りなので割愛します。
3.取引がスムーズ
先述した建築現場から貰う際のデメリット「2.近くにない場合」「3.嫌がられる」の二つをカバー出来ます。
建築現場に貰いに行く時とは違い、建築会社の方も引き取り手を探しているということ。
そのため、わざわざ建築現場を探し回らなくても家にいながらジモティーで検索するだけでいいのです。
また、廃材を処分するにしてもお金がかかるため、必要としている方が引き取ってくれればありがたいということです。
そのため、お互いWINWINの状態で話が進められます。
デメリット
1.条件があることも
業者さんによっては条件がある場合があります。
例えば…
■時間指定(平日〇時~〇時に取りに来れる方限定)
■大量に引き取ってくれる方限定
など、人によってはクリアすることが難しい条件を掲げている業者さんもいます。
業者さんも暇ではないので仕事の合間に応対出来る時間も限られているでしょうから仕方ないんですけどね。。
2.ライバルが多い
ジモティーを利用している方は多く、さらにキャンプブームといこと、キャンプ以外にもDIY好きの方、薪ストーブ愛用者など、木材を必要としている方はかなり多いです。
ひとつの投稿に希望者が殺到して、早々に募集が終了してしまうこともあります。
そのため、頻繁にジモティーをチェックする必要があり、また先述した条件をクリアしないといけないとなると、ハードルは高いかもしれません。
ただ、実際に歩き回って探すわけではないので、空き時間にジモティーを覗く癖をつけておくのもいいかもしれません。
役場に問い合わせる
これも夫がYoutubeから仕入れてきてくれた情報なんですが、自治体によっては、ダムに流れ着く流木や伐採処理で発生した丸太などを、木材資源の有効活用を目的として、無料で配布している場合があります。
主に「ダム管理事務所」「河川組合」「役場の土木課」などがあります。
ご自身の住んでいる自治体のホームページを覗いてみるといいかもしれません♪
実際に私たちも貰いに行ったことがあります♪
メリット
1.連絡がスムーズ
先ほどのジモティーとは違い、自治体が管理しているため、貰うためにはどうすれば良いのか細かくホームページに記載されていることがほとんどです。
貰いに行っても良い時間、場所、手順、注意事項など。
予め問い合わせが必要な場合もありますが、「土木課」や「工務課」など慣れている方が対応してくれるので、スムーズに話を進めることが出来ます。
2.好きな木を選べる場合も
私たちが貰いに行ったのは神奈川県にある津久井湖「城山ダム」なんですが、ここでは管理事務所で手続きを終えると、自分たちだけで流木置き場まで行き、ルールさえ守れば好きなだけ好きな木を持ち帰ることが出来ました。
私たちが行ったときは小枝から大木まで様々な大きさ、長さの木が大量にありました。
3.好きな量を持ち帰ることが出来る
私たちが行った「城山ダム」では、特に個数・重量制限(ひとり〇kgまで、など)はありませんでした。
そのため、ルールさえ守れば好きな木を好きな量だけ持ち帰ることが出来ました。
その際の詳細はこちらからどうぞ。
自治体や場所によっては制限があるかもしれないので、ホームページや問い合わせの際に確認しておきましょう。
デメリット
1.平日のみしか受け付けてないことが多い
自治体が管理しているため、管理事務所が平日しか稼働していない場合が多いです。
私たちが調べた相模湖付近のダムは1箇所を除いたすべてが平日しか受け付けていませんでした。
そのため平日休みがない方は難しいかもしれません。
ただ、営業時間などはホームページに記載されていることがほとんどなので、土日でも受け付けているところを探すのは、さほど難しくないので根気強く探せば見つかるかもしれません♪
2.汚れがひどい場合がある
建築の木材とは違い、ダムや山林などに放置された自然の木なので、それなりに汚れています。
そのため、より快適な焚き火を楽しむためには、先述した「不純物を取り除く作業」が必要になるでしょう。
また、大量の木が積まれているので、小さな虫もたくさん飛んでいました。
貰いに行くときは、汚れても問題のない服装で行き、軍手や虫よけスプレーも持って行くと良いでしょう。
3.大きすぎて持ち帰れない場合も
先述した通り、自然の木が大量にあるので、大きすぎて持つことすら困難な木もあります。
私たちも、ちょうどいいサイズの木を探すのに苦労しました。
また、長さも自然のまま積まれているため、ノコギリは必須です!
軽トラなどを持って行ける方は問題ないと思いますが、乗用車だとある程度の長さに切り揃えないと持ち帰ることは出来ません。
私たちが行った「城山ダム」ではチェーンソーは禁止されていたため、ノコギリで頑張りました!夫が(笑)
帰りに管理事務所に寄らないといけないため、ある程度の時間制限があります。
そのため、持ち帰る全ての木を焚き火で使いやすい長さに切り揃える時間はありません。
なのである程度の長さにして車に乗せるため、汚れ防止シートなども持って行くと良いです。
最後に
城山ダムに行った際の詳細は別記事と動画で紹介させていただきますので、ご覧いただけると嬉しいです。
自分に合った入手方法を試してみてくださいね♪
薪代を節約して、キャンプ&焚き火を楽しみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました(^^)
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